主 催
日本コーチング学会 日本体育スポーツ・健康学会体育方法専門領域
共 催
朝日大学
開催日
2024年3月2日(土)・3日(日)
会 場
朝日大学
【所在地】〒501-0296 岐阜県瑞穂市穂積1851番地
【 U R L 】https://asahi-u.ac.jp/
本学会企画のテーマ
コーチング学と実践現場をつなげる ~長良川における汽水域の如く~
開催趣意
岐阜県は日本有数の一級河川である木曽川、長良川、揖斐川を有しており、この3本は木曾三川と呼ばれています。河川は潮の満ち引きにより、満潮時は河口から真水より重い海水が淡水の深部を上流へ遡り、干潮時は上流から淡水が海水の表層を河口近くまで流れ込みます。このように河川の河口付近で海水と淡水が混ざり合うことで、栄養豊富で緩やかな塩分濃度勾配を擁す、所謂「汽水域」が形成されています。
この汽水域は正に日本コーチング学会が目指す姿ではないでしょうか。「研究者」と「コーチ」が深部と表層を互いに流れつつ、良い塩梅で混じり合い「研究者の自然科学的な観察者としてのアプローチ」と「コーチの行為者としての人間科学的な実践者としてのアプローチ」がそれぞれの手法や役割を違えながらも、コーチング学という学際的・横断的な知を扱う学問領域を豊かにしていくという意味で。
しかし、1995年に朝日大学のすぐ隣を流れる長良川に治水(水害防止)及び利水(工業・農業用水の安定した取水)を目的とした河口堰が建設され、河口付近の汽水域の多くが失われました。その後、この影響については現在でも様々な議論がなされています。
真水(淡水)と塩水(海水)の自然な混じり合いによって恵みを生み出す「汽水域」。一方、安全・確実・効率のために設置される「河口堰」。それぞれの意義や価値について思いを巡らせるように、本学会大会がコーチング学と実践現場のつながりや混ざり合い、峻別について考える契機の大会となることを願って止みません。
大会組織委員会・実行委員会事務局
〒501-0296 岐阜県瑞穂市穂積 1851 番地
朝日大学 保健医療学部 健康スポーツ科学科
[E-mail]info35@jcoachings.jp
主なプログラム
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